大和郡山市民俗博物館へ!(みんぱく)

奈良県大和郡山市にある県立民俗博物館(民博(みんぱく))が、本年7月16日から長期休止に入りました。同館は、3年先の再開をめざしており、展示資料の整理や今後の運営方針を考えていくとのこと。

Masaki、民博へ。

閉館前日の15日、Masakiこと関本まさきは民博視察に行きました。そこで見てきたものを沢山写真に収めました。もしかしたら見納めになるやも知れない貴重な写真を見ながらゆっくりツアーをしましょう。


入り口ではせんと君がお出迎え!

せんとくんも民博に来ていたのね!

映画のロケもされてる!けど、残念ながらどっちも(写真右&下)知らなかったなあ…

確かに…!ロケには最高の場所かもですね!映画観てみたかったなあ。

こちらが2個目の映画。【唄う六人の女】では令和4年度に民博の古民家を活用された模様。

古民家がリアルに表現されているんだろうなあ!

 民博では、まず最初に四季の順に農機具が展示されています。

それぞれの季節で使われた機具が沢山あるんですねえ〜!

 良く見てください!写真左側にある農耕具、【マンガ】っていう名前なんですよ!馬鍬っていう漢字らしい。田んぼに水を入れた後牛に曳かせて土を細かくするために使ったらしいですよ。でも、マンガって言葉だけ聞いたら別のもの想像するよね(笑)

【マンガ】と言ったら現代では漫画が主流ですよねー(笑)

こちら、牛の身だしなみコーナー。牛に草鞋(わらじ)だそうで!なんだか歩きづらそうな気もするけど…でもそれだけ大事にされてたんですね!

馬一匹半身上、農家にとって一頭の馬は、家の身上(しんしょう=財産)の半分にあたるほど価値があるという意味らしいです。どうりで草鞋もあるワケだ…。


そして夏🌞!田んぼに水を入れます。

自然と闘い、育む季節って書いてありますね!農業は大変なお仕事ですもんね。

そうそう。大変だよね。なんでも、稲の成長期は雑草の成長期でもあるから稲以上に雑草が生い茂って稲に悪影響があったりするから、田んぼの除草は1ヶ月の間に何度も行うそうだよ。

人がどうやって農耕をしていたのか視覚的にわかりやすいですね!

こちら普通の鎌より刈りやすくするため、後からのこぎりのようなギザギザの刃の鎌がでてきたそうです。

ほえー、なるほど。あれ?今でも鎌ってそういう感じでしたっけ?

今でもあるのかなー?とホームセンターを覗いてみたら、ありましたよ!

そして、いよいよ収穫です!

豊作だと嬉しかったでしょうね!

機具に名前が書いてあったり、値段が書いてあるのもありましたよ!

わあ!リアルですねえ!そして高そう(笑)

季節は変わり、冬はわらを編んだりして次の年を迎えるとのことでした。

へえー!しっかりとした編み機ですねえ!こも編みっていう編み方なんだ。

この舟は、7〜8メートルはあろうかという大きな舟ですが、水害の際の避難用ではなく、さて何の目的がある舟でしょう?

ではレジャー、いや、カヤック的な?

ぶー。はずれです。大事な帳簿や種籾なんかを濡らさないようにするためのものだそうです!

続いて林業。山で木を切って川で運ぶ様子や道具が展示されていました。

どうですか?今でも見かけるものもありますね。

これは、なかなか他のところでは見ないものですね!

では今から昔の暮らしの品々をお見せしますね。時代の移り変わりも見てとれて面白いですよ。

わーい、見たい見たい!

古き良き時代を知ることができますね。

鞄とか、土間とか、箪笥とか…日本人としてロマンを感じます。

少しずつ、現代に近づいてきましたね。

わあー!居間に、氷冷蔵庫、アイロンの歴史に、湯たんぽとあんかだ。当時の生活が思い浮かびます!

こんなコーナーもありました。現代の子は黒電話の使い方も知らないとか。

なるほど…まさかダイアルを回すとは思わないかもですね(笑)

もしかしたら公衆電話なんかも難しくなってきているのかな?

本物の火を見たことがない子どもも増えてるそうで…最近はIHとかあるからみたいです。

現代の子たちにも古い道具のこと、知って欲しいものですね。

最後はこれでおしまい、でした!なかなか見応えがありますよ!

この場所がなくなるのは勿体無い気もしますが、自治体によっては道具を引き取って展示したりもするようですね。

今後民博は整理整頓されてリニューアルされるそうです。

今日紹介してもらった昔の生活を知るきっかけとなる場所でありつづけて欲しいです!今日はどうもありがとうございました!

またご紹介できる機会があれば、対談しましょう。

はーい!!

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